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iOS17/iPadOS17で対応したUVC機能におけるキャプチャーボードの入力遅延についての検証

今回はiPadOS17でUVCによる外部入力に対応したので、iPadにキャプチャーボードを接続した時の入力遅延について検証した結果をお伝えします

使用機材

  • iPad: iPad Pro 12.9インチ 2021年モデル
  • モニター: PX259 Prime S
  • キャプチャーボード: ezcap326(typec to typecでiPadに接続)
  • 入力機器: Nintendo Switch(1080p)

このキャプチャーボードを選択した理由は公式サイトに遅延が50ms以下とあったからです ezcap326

AliExpressで1万程度で買えるので安いです

自分は以下のリンクのものを購入しました

ezcap326 - AliExpress

検証手順

Pixelの240hzカメラを使ってモニターとiPadを撮影しモニターに表示されたフレームがiPadに何秒後に表示されるかを計測します

このキャプチャーボードはパススルーに対応しているためパススルーからモニターに出力します

キャプチャーボードのフレームレートが120hzまで対応しているため、60hzに設定した場合と120hzに設定した場合の両方を比較します

iPadとPCで入力遅延に差があるかも確認します

検証結果

以下の表のとおりです

設定遅延フレーム(1/240)実遅延時間(ミリ秒)
iPad 60hz937.5
iPad 120hz1041.6
pc 60hz937.5

実際に測定した所、120hzに設定した場合は一部フレームの抜けがあるように感じられたのでおすすめできません

みんなのレビューを見る限り遅延が感じられるとのことですが想像よりは遅延が少ないと感じました おそらく遅延の要素はキャプチャーボードに依存する可能性が高いです

PCとiPadは遅延に差が無かったのは意外でした

まとめ

ezcap326はおすすめです!!!!! 近々PS5も購入予定なので120hzでの遅延検証も行いたいです

This post is licensed under CC BY 4.0 by the author.

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